
希望のキャリアを形成。
人事のスペシャリストとして
より一層、働きやすい企業づくりに。
- Y.Nさん
- 2015年入社
- 経営企画本部 人事部給与厚生室 主任(社会保険労務士)
※所属名称および内容はインタビュー時のものです。

ポケットカードに入社した理由を教えてください。
就活の軸にしたのは、「人々の暮らしに欠かせない仕事をする」ことです。この考えに最もフィットすると思った金融業界を中心に活動を進め、保険やリース、クレジットカードなどの業界動向や企業の特長を調べました。
こうした活動からポケットカードに注目したのは、「手にした1枚のカードを生涯使い続けてほしい」という当時の広報メッセージ、“カードを手にした人の暮らしに欠かせない存在になりたい”という企業姿勢に興味を持ったからです。
そこで事業について調べてみると、“請求額の1%OFF”というシンプルでわかりやすい特典を展開していることを知り、個性的で、他の金融会社とは異なる視点からビジネスを捉えていると感じました。「暮らしをクリエイティブに」というコーポレートメッセージ通り、多角的なサービスを展開しており、多様なビジネスへ柔軟に取り組めると感じたため、入社を決意しました。

入社後、どのような仕事に携わりましたか?
新入社員研修を受けたのち、最初に配属されたのは債権管理部門の<コールセンター>でした。まずは、お客様にお電話でご入金のご案内をする仕事を経験してセンター業務を理解。こうして得た知識を活かして、センターの業務計画立案やオペレーター教育などを担当しました。
この業務を2年半ほど経験したあと、法務関連業務を担う<リスク管理部>へ異動。コンプライアンス担当を任され、法律に基づく監督官庁への届出業務や、各部署で法令順守の知識を深める教育を行うためのコンテンツ制作などに3年間、携わりました。
その後<システム統括部>で、社内業務システムの運用・保守を担当しました。このときに経験したのがコロナ禍によるテレワークの導入です。新たに発足したテレワーク事務局の活動に参加し、テレワーク環境の導入に取り組みました。
そしてキャリアの中で人事の仕事に興味を持ったことから、社会保険労務士の資格を取得。キャリアシート制度を利用して<人事部>への異動を希望し、入社8年目に着任しました。現在は労務関連の業務とともに、内定者の入社フォローにも携わっています。
入社後に感じた魅力を教えてください。
一番感じているのは、キャリア形成のチャンスに恵まれていることです。当社ではジョブローテーションが制度化しており、入社後は、まるで転職したかのようにバラエティ豊かな業務を経験。幅広い知識を貪欲に吸収できます。この過程を通じて魅力ある仕事が見つかると、キャリアシートを通じて異動が自己申告でき、希望するキャリアが形成できるところに大きな魅力を感じました。
もうひとつは、当社の全社員が口にする“人の良さ”です。入社して10年経ちますが、その想いに全く変化はありません。例えば、私がシステム統括部に所属していたときの上司は、30年程のキャリアを持つ大ベテラン。知識が豊富で、指導も的確でした。このような方に対して、入社前は距離を感じてしまうイメージを持っていましたが、そのようなことは一切ありませんでした。定期的に飲みに連れて行っていただいたり、プライベートの悩みを聞いていただいたりと、この人に出会えて本当に良かったなと今でも感じています。ポケットカードにはそのような方がたくさんいます。

どのような仕事にやりがいを感じましたか?
コロナ禍にテレワーク環境の導入を果たし、社内のあらゆる人の役に立てたことに、最高のやりがいを感じました。
世の中ではまだテレワークが当たり前ではなかったときに、急ピッチでテレワーク環境を整備しなければならない局面に直面しました。動作検証やマニュアル作成、従業員教育、端末配布等、3ヶ月程度見込んでいた業務を1ヶ月半で完了しなければならず、また当時は半導体不足によりテレワーク用の端末の購入がなかなかできない状況でもあったため、部内では「完全に間に合わないだろう」という空気が漂いました。
この空気感が、任された業務を達成したいという私の意欲を大いに刺激。端末購入を依頼していた取引先には毎日進捗を確認したり、アカウント作成等については部内の担当外メンバーにも作業協力を要請したり、様々な工夫を実施しました。その結果期限内にテレワークの運用開始されたときには、とてつもない達成感を味わうことができました。
それから4年以上が経過。コロナ禍の危機からは脱しましたが、現在もテレワーク環境は、研修や緊急時の勤務手段として活用されており、とても嬉しく思っています。
印象に残っているチャレンジを教えてください。
人事部へのキャリアチェンジです。入社後に経験した業務を通じて各部署と関わり、ポケットカードに欠かせないと感じたのが、全社員が楽しく、有意義に働ける環境の整備に取り組む人事の仕事です。
当社にはキャリアシートという、異動の希望を会社に伝えられる制度があります。この制度を利用することに際して、私が自信を持って意思表明でき、会社から業務を任せるのに最適な人材だと評価してもらうために、社会保険労務士の資格を取得しました。
資格の勉強中は大変な時もありましたが、資格を取得することで、希望するキャリアが拓けるという未来への期待はもちろん、特定の資格を取得することで奨励金が支給される『資格取得奨励金制度』の存在も、前向きに取り組むモチベーションになりました。

今後に向けてめざしている目標は?
人事としては、給与・福利厚生制度の充実を進め、全社員にとってより一層働きがいのある職場をつくることです。その実現により、就活生のみなさんには「ポケットカードって本当にホワイトで良い会社だね」と、思ってもらえるようにしたいと考えています。
また、個人的にめざしているのは、人事専門職としてのキャリアアップです。当社には、高度な専門知識を持つ人財を対象に、専門職としてのキャリアを追求できる『スペシャリストコース』という人事制度があります。まずは、スペシャリストコースへの転換を目指して、人事関連の高度な専門知識の習得に注力。スペシャリストコースを歩めることが決定したら、人事戦略の策定など、人事のスペシャリストとして企業の成長に貢献。さらに、経営層や関連会社、取引先との濃密なコミュニケーションを通じて知識の幅を広げ、経営に近い業務にも携わりたいと考えています。

学生のみなさんへ
ポケットカードの魅力は、希望するキャリアを形成するための支援が手厚く、やりたいことが実現できる環境に恵まれていることです。
まずはジョブローテーションにより、さまざまな業務に就いて幅広い知識やスキルが習得できます。この過程を経て希望するキャリアが明確になると、キャリアシート制度を活用して自分の意思を明確に伝えることができます。専門職としての業務を追求したいと思えば、スペシャリストコース制度を利用することもできます。さまざまな業務を経験することで成長し、希望するキャリアを形成したいと考えているなら、その実現に最適な環境が、ここにあります。
また、仕事以外で伝えたいのが、長期の有給休暇が取得しやすいことです。仕事もプライベートも充実させたい人に、ポケットカードはおすすめの会社です。